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中国語を独学で始めるには?最初の一歩の順番

Maca Laoshi

Maca Laoshi, 中国語教師
2026年10月25日更新 · 約8分で読めます

木のテーブルに置かれた白紙のノートとコーヒー
写真: Kelly Sikkema / Unsplash
結論

最初はピンインと声調から。中国語では声調が単語の一部だからです。そのあと、よく使う100〜300語を短い文の中で覚え、頻出漢字を学び、初日から中国語を聞きましょう。複雑な文法、繁体字、すべてを手書きすることは後回しで構いません。最初の目標にはHSK 1が向いています。

おすすめの順番を表で

これは法則ではなく作業の順番です。音を知らないまま漢字リストに飛びつく失敗を避けたい独学者向けです。

段階学ぶこと得られること
1ピンインと4つの声調どの語も読めて、通じる音で言える
2あいさつ、数字、基本の100〜300語最初の文を作る材料
3短い完全な文声調・量詞・文脈を同時に覚えられる
4頻出漢字ピンインだけに頼らず読み始められる
5初日から中国語を聞く耳が声調とリズムに慣れる

段階は重なっていて、2週目からは混ぜて構いません。1日ずつのカレンダーは30日プラン、どれくらいかかるかは中国語の習得にかかる時間を見てください。

1. まずピンインと声調

ピンインは中国語の音をラテン文字で表すもので、中国は1958年に正式採用しました。最初に覚えると、辞書を引き、スマホで入力し、自分の発音を確認できるので大きな強みになります。

いちばん驚くのは声調です。標準中国語には4つの主な声調と軽声があり、声調が単語を区別します。买 mǎi は「買う」、卖 mài は「売る」です。日本語にも高低で語を区別するピッチアクセントがありますが、中国語の声調は一音節ごとに決まっていて、仕組みが違います。最初から音節ごとに高低の動きを練習してください。最初の数日は次のことに使いましょう。

完璧になってから進む必要はありません。大事なのは、単語を「声調なし」で言う癖をつけないことです。

2. 最初の100〜300語

新HSKのシラバスではレベル1が300語で、最初のまとまりの実用的な目安になります。代名詞、数字、家族、食べ物、場所、よく使う動詞など、使う頻度が高いものを選びましょう。各語は声調ごと、名詞なら量詞ごとに覚えます。覚え方は中国語の単語の覚え方、基本のあいさつは中国語のあいさつにあります。

日本語話者には大きな近道があります。漢字を知っているので、見て意味が分かる語がたくさんあります。ただし、同じ字でも意味が違う語に注意してください。

中国語ピンイン中国語での意味日本語の同形語
手纸shǒuzhǐトイレットペーパー手紙(letter)
勉强miǎnqiǎng無理に、かろうじて勉強(study)
汽车qìchē自動車汽車(train)
新闻xīnwénニュース新聞(newspaper)
走zǒu歩く、行く走る(run)

「見て分かる」はとても有利ですが、読み方は日本語の音読みとはまったく別です。意味は漢字から、発音は必ずピンインから覚えてください。字形も、买(日本語は「買」)、书(「書」)のように簡体字は違う場合があります。詳しくは漢字と中国語の関係を参照してください。

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3. 単語単体ではなく短い文で

単語だけだと情報が抜け落ちます。短い文なら、文中での声調、量詞、語順が一緒に身につきます。すでに知っている語で作った例です。

文ピンイン意味
你好nǐ hǎoこんにちは
谢谢xièxieありがとう
我学中文wǒ xué Zhōngwén私は中国語を勉強しています
我不是学生wǒ bú shì xuésheng私は学生ではありません

辞書では 你好 は nǐ hǎo ですが、実際には ní hǎo と発音します。第3声が2つ続くと、最初の第3声が第2声のように聞こえます。また 不(bù)は第4声の前で bú になります(不是)。

基本の文法はやさしいです。動詞は人称で変化せず、語尾で時制も示さず、基本の語順は日本語と違って主語・動詞・目的語(SVO)です。ここだけは日本語と逆なので注意してください。早めに必要になるのは量詞で、数えられる名詞の多くに量詞が要ります。

4. 頻出漢字から

漢字は難しい順やあいうえお順ではなく、よく出る順に学びましょう(最も頻出する漢字)。日本語話者は読める字が多いので、最初は簡体字の字形を見分けることとピンインで読むことが中心です。書く練習は別の段階で、始めるときはまず基本の筆画と筆順を覚えます。

5. 初日から聞く

あまり分からなくても聞いてください。耳が声調や音節を聞き分けられるようになるまで数か月かかるので、早く始めるほど有利です。難しいものは要りません。短い文の音声、初心者向けの会話、ピンイン字幕つきの歌やドラマで十分です。中国語学習のポッドキャストも参考にしてください。

後回しにしてよいこと

独学でありがちな失敗

段階別の教材

最初は特別なものを買う必要はありません。各段階に合う種類の教材は次のとおりです。

段階教材の種類
ピンインと声調音声つきのピンイン表、このシリーズの記事、音のペア練習
最初の単語音声つきのアプリやノート、HSK 1の単語リスト(HSK 1の単語リスト)
文音声つきの旅行や日常のフレーズ(旅行で使う中国語)
漢字頻度順のリスト、筆順が分かる辞書
聞くポッドキャスト、歌、字幕つきのドラマ(ドラマ、歌)

教材はいつも自分のレベルと比べてください。ほとんど分からないなら難しすぎ、すべて分かるならもう学べません。

上達の目安

最初のはっきりした目標はHSK 1です。新しいシラバスでは300語が対象で、受験しなくても客観的な物差しになります。順調なときのサインは次のとおりです。

次の目標を決めるには必要なHSKのレベル、日本で中国語の検定を受けたいならHSKと中検の違いを見てください。

Macalaoshiのやり方

Macalaoshiはこの順番を挑戦の中に組み込んでいます。HSK 1〜4の1300以上の単語と漢字を集め、正解した字はレベルが上がり、間違えた字は復習のために戻ってきます。ボスは本当に覚えている分だけ倒せ、正しい筆順で一画ずつ書く書き取りモードや、Liliと進むストーリーモードもあります。始めるのは無料で、自分のノートも作れます。

HSKの数字は変わることがあります。試験の準備をするときは、公式サイトで最新のシラバスを確認してください。

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私たちの歌で覚えよう

Macalaoshiのために作った歌です。一緒に歌うと、楽しく発音の練習や単語の復習ができます。

私の心の灯台 · 我心里灯塔

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君と一緒に学ぶ · 跟你一起学

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よくある質問

中国語を独学するとき、何から始めればいいですか?

まずピンインと声調です。音への入り口になります。そのあと、よく使う100〜300語を短い文の中で覚え、頻出漢字を学び、初日から中国語を聞きます。

漢字は最初から勉強したほうがいいですか?

早めに読めるようにしておくと役立ちますが、すべて手書きする必要はありません。頻出字から始め、大量の手書きは後に回して構いません。

後回しにしてよいものは?

複雑な文法、繁体字、すべてを手書きすることです。最初の会話にはどれも必要ありません。

上達しているかどうかはどう分かりますか?

最初の目標としてHSK 1が適切です。新しいシラバスでは300語が対象です。その単語が分かり、ゆっくり話された簡単な文が理解できれば順調です。

1日にどれくらい勉強すればいいですか?

初心者向けに研究で定められた時間はありません。目安として、日曜に2時間やるより、毎日20分のほうが続きます。具体的な計画は30日プランを見てください。

Maca Laoshi

Maca Laoshiは北京生まれ。22年以上中国語を教え、これまでに1,500人以上の生徒を指導してきました。YouTubeで9万3千人以上の登録者を持つ息子のManu Shiと一緒に、漢字を一つずつ攻略しながら自分を超えていくアプリ「Macalaoshi」を作りました。自分のアプリとこれだけのチャンネルを両方持つ中国語教師は、多くありません。

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